人生一回しか無いんだから。
こんにちは、サヨコです。
先ほどYoutTubeでVOGUE JAPANの動画を見て勇気付けられました。
自信を持てないと思っていることやコンプレックスに思っていること、それらをさらけだすのって勇気がいることですし人間として尊敬できることだなと再確認させられます。
その動画に勇気をもらっている内に、私がなぜフランス留学をしたかったのかをお話しできたらと思います。
そもそもなぜフランス?
もともとのキッカケは叔父の奥さんがフランス人であることが大きいです。
年末年始などで顔をあわせることがままあり私が小さい頃から彼女を知っていますから、フランスに対する距離感があまりありませんでした。
フランス語なんて全然しゃべれませんでしたが、フランスに対する特別な親近感はもともとあったのだと思います。
インターンシップで満足できなかった。
当初は正直勉強なんてあまり好きじゃなかったので、交換留学なんてしたくありませんでした。
語学条件もあるし、普段の成績も見られるし、、、今思うと何というワガママなんだとしか言えません。
けれどインターンシップをしに渡仏するチャンスを運良く得ました。
そんな経験ができただけで十分ラッキーなのに、その1年間はとてもエキサイティングで海外Addictionにかかっていたのでしょう。
たった1年間だからフランスの全てを知れたわけではありませんが、自分の中の直感が言うんです。
「またフランスに行こう。」
と。
私の経験上、理由のない直感には従わないとなぜか大きな後悔をしてしまいます。
(以前プロミュージシャンを目指していたとき、周りの目が気になりすぎたのと大学のレールから外れるのに怯え過ぎて、諦めてしばらく超後悔していました。)
直感に従った結果、就活という保険を捨て何が何でもまた渡仏してやるという謎の執念だけが自分を動かしていました。
周りの友人は有名な大企業に就職し着々と日本でキャリアを積んでいる中、不思議と劣等感はありませんでした。
私は自分の人生をかけて人生の夏休みを全うするんだという考え方が固まっていったし、日本の大学院卒業後は就活せず取り返しもつかなくなった身としてもはやなるようになるという前向きな諦めのような感覚になっていったからかもしれません。
勉強が好きじゃないのに研究しに行くの?
理系の大学院でももちろん勉強しますが、やることは主に研究です。
フランスではM2の前半は講義メインだったなんてオチ付きですが、三度の飯より勉強だなんて思ったことは決して無いものの苦痛に感じたこともありません。
研究室の指導教員の教授がスーパー優しかったのが大きな要因でしょうが、研究に生理的な拒否反応は持ったことがありません。
私の留学の大きな目標は「フランスで仕事を見つける」ことなので、まずその一歩のための「フランスの大学での学位取得」を目指しています。
それでも授業中のフランス語の壁は想像以上に大きくて泣きそうになりましたが、持ち前の忍耐力で何とかしてみせます。
外面を良く見せるのは上手いのかもしれない。
奨学金の面接では「お酒の力で社会を良くしたい!」だとか「この研究を通して人々に貢献したい!」だとか自分の留学がいかに有益であるかをアピールし、なんとか取得しました。
が、ぶっちゃけそこまで社会に貢献したいなんて大きな目標持ってません。
お酒の研究なんてただ自分が友達とお酒飲んでふざけて楽しむのが好きだから、そもそも留学自体自分が好きなように人生歩めるようにするためというワガママです。
それこそ教授にしつこくメールを送りまくったのも、直感に従わなければという執念です。
天才的な学生だと自ら望まず海外に行くチャンスは舞い込んでくるでしょう。
しかし私のような凡人は執念で動くしかないのです。
そのためには自分が価値のある人間だという脚色だってします。
私はただそれがうまく行っただけなんだと思います。
「人生一回しか無いんだから。」
日本の指導教員の教授に言われた言葉です。
人生一回しか無いんだから、なんでも好きなことにチャレンジしなさいよ。と飲み会の度に言われました。
そのとき、「ああ、自分の好きなことをとにかくやりまくろう。反省は死んだ後にやろう。」と自分に強く誓いました。
好きなことに挑戦すると言ってももちろん留学準備中に博士課程留学のつもりがいきなり修士課程に編入することになるなど、想定外のことが起こって落ち込んだ時もありました。
教授の言葉も励みになっていますが、ある友人にも「どんな選択をしても正解なんだと思う。」と激励されました。
端から見れば、私のやっていることは大したことではないのかもしれません。
自分の行動が正解とも間違いとも思いませんが、直感に従っていることだけは確信を持てています。
うん、試験期間メンタルがキツくなったらこの記事読んで初心を思い返そう(笑)