アレ・モン・ココ

フランス・ボルドーでワイン醸造学を専攻する理系博士学生です。乳酸菌の研究をしています。https://note.com/cclemonde_345

滞在手続きをしました/研究者ビザ

こんにちは、サヨコです。

フランスに到着してからあれよあれよと言う間に再び外出規制がかかってしまいました。

そんな状況下でも日本で外出自粛中からYoutubeの筋トレ動画で運動し続けてます。

筋肉がついて少し引き締まったかな?とは思うものの体重が減らない、、、なんでだ、、、

フランスでもちゃんと合法的に博士課程の3年間滞在して運動をし続けるため(?)、研究者ビザの滞在手続きを県庁でしてきました。

 

 

 

フランスに着いたら何するの?

 

博士課程の学生を含め給料をもらいながら1年より長く研究活動をする場合は、OFIIでなく県庁で滞在許可の手続きをします。

まずは大学の国際課にその旨をメールで連絡し、パスポートとビザのスキャンデータも添付して送ります。

そして県庁で手続きするためのサイトのリンクを教えてもらい、必要な情報を記入し登録します。

drive.google.com

しばらくすると県庁から直接書類を提出しに行くためのアポのメールが来ます。

 

 

県庁での手続き

メールで指定された日時に県庁まで行き、書類を提出します。

持参した書類は以下の4つです。

1. 県庁からメールで送られたアポの日時が記載されたconvocation(県庁に入るのに必要です)

2. 証明写真2枚(フランスの証明写真機で撮ったもの)

3. 3ヶ月以内の家賃支払い証明書(コピーせず原本を持って行って回収されたので、後で必要な場合はコピーを持っていきましょう)

4. パスポート

加えてマスクをして黒のボールペンも持っていきました。(コロナ対策で貸してくれません、おそらく)

手続きを終えると、仮滞在許可証としてのrecepisseをもらいます(A5くらいのペラペラの紙)。

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タイトルだけ、、、

手続きが完了し滞在許可証ができるとそれを受け取りに再度県庁に出向きます。

その際も県庁からアポの日時が記載されたconvocationを受け取ってからです。

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今回はアナログ

225ユーロの収入印紙をネットで購入して、1) convocationのレター、2) パスポート、3) recepisseの原本、4) 収入印紙を持参していきます。

コロナでロックダウンがかかった後でしたが、行政機関は通常通り開いていたので外出許可証をダウンロードしていきました。

県庁まで行くと、思ったよりも並んでいる人がいて驚きました。

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予想の10倍くらい長かった人の列

県庁の窓口まで行くと、クレジットカード程度の大きさの滞在許可証をもらえました(わーい)

よく見ると有効期間が1年と書いてあったので、また来年更新しに行くことになると思います(やり方はわからない)。

 

 

手続き申請から滞在許可証受領までのまとめ

時間がかかる、必要書類が担当職員によってコロコロ変わるといった素晴らしい仕事ぶりで自国他国でも有名なフランスの行政手続きですので、早め早めの行動がベストです(真理)。

今回の手続きを日にちも含めてまとめます。

 

2020年8月21日 大学の国際課にメールを送信

2020年8月28日 大学からパスポートとビザのデータを求められスキャンして返信

2020年9月1日 県庁で手続きするためのサイトのリンクを教えてもらい、同日に情報を登録

2020年9月17日 県庁から書類を提出するためのアポのメールを受信

2020年9月22日 県庁で書類を提出し、recepisseを受け取る

2020年10月5日 県庁から滞在許可証受領のためのアポの手紙を受け取る

2020年10月30日 県庁で滞在許可証カードを受け取る

 

トータルで2ヶ月ですか、、、良い方なのではないでしょうか?

 

次の記事では再びの外出規制について書きたいと思います。