暗雲立ち込める2020年年明け
こんにちは、サヨコです。
いつもながらフランスはやらかしてくれますよ。
去年ボルドー大学を卒業してから色々アクシデントがあり、いちいち心臓に悪いのでいつか倒れそうです。
学業以外のプライベートでも予想外の出来事があったので、それも含めて今の気持ちを忘れないうちに書き記します。
自分の留学経験が誰かの参考になればという、このブログを立ち上げた当初の目的とはもはやかけ離れ、私のように人生をギャンブルに賭ける人にこういう心構えをした方が良いですよと忠告するようなブログになってしまいましたね。
もう笑える。笑えないけど。
2020年4月から博士課程?
博士課程のプロジェクトが、昨年のMaster修了時点で2019年10月からという話でしたが教授と話をするたびに2020年1月、そしてついには2020年4月からと後回しになり、今も未定状態です。
何故そんなことになっているのか?
私が参加する予定のプロジェクトはコニャックで有名なシャトーヘネシーと共同研究するものです。
トランプ氏がフランスがアメリカに輸出したコニャックに関税をかけると言い出しました(しかも今回2回目、しかも税率100%という狂気)。
もし関税がかかればヘネシーとしては共同研究している場合ではないですから、博士の契約書作成を渋りなかなか前進しません。
今も先が見えませんし、早く決めて欲しいので教授を全力でプッシュするしかありません。
教授に「もし博士がおじゃんになっても私はボルドーで研究できる可能性はあるのか」と聞いてみたところ、『その可能性については考えたくない』という返答が。
教授が現実逃避してどうするんだと内心突っ込んでしまいました。
こんなストレスフルな状態でも研究を続けたいと思えるくらい心臓に毛が生えている人間ではないので、もしダメになってしまったら「研究」とは距離を置こうと思います。
縁がなかったということで。
2020年2〜3月は短期契約のテクニシャン
Master修了後からあまりにも時間が空くということで、教授が2ヶ月間のCDD(un contrat à durée déterminée、期間の限定された雇用)の契約をしてくれました。
その間博士のプロジェクトの準備実験をするのですが、あとは4月から博士が始められれば完璧です。
早く決まってくれ。
2020年の年明けは1年の波乱を予感させるものになりました。
今年もよろしくお願いします。